FLOW

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何もしないことも大切

大会まであと2週間となり、できることがだんだん絞られてきた。

大切な事は試合当日に最高のコンディションで望むことであって、苦手な種目で追いこんで疲労が残ってしまったり、焦って練習しすぎてしまうことではない。特に20種目も競技があれば、あれもこれもと、どうしても確認作業が多くなってしまう。

たしかにどんなに長いスパンをトレーニングに費やしてきても、最後の仕上げで失敗したら全く意味が無いものとなってしまう。全くは言いすぎにしても、最大目的が大会で最高のパフォーマンスを出すことであれば、「練習をがんばったで賞」は無意味に近い。結果が良いというのは過程がうまくいったからで、結果がダメということは過程が目的からズレてしまっていたことの証明である。因果応報は世の摂理かと。

とにかく、この2週間はコンディショニングに集中し、自律神経を整え、精神と体力がバランスできる状態にもっていくことに集中したい。焦ったり、マイナスのことを考えたり、質の良い食事がとれない、睡眠不足などによる自律神経の乱れは、交感神経優位になりやすく超回復効果も期待できなくなってしまう。

極端な事を言えば「何もしない」でいられるか。

「できることをやる」ことは最も大切だと思うが、その反対「何もしない」とバランスしてこその意味だ。ましてやできることをやったのであれば、何もしないことに焦る必要もない。

極端なことを書いたが、実際は徐々に練習量を落とす方法がベター。少しずつ走りたい欲求を高めていこうと思う。

3日休んで落ちる体力なんざ、自分のものになってない証拠だと思っている。むしろ3日休んだらパワーアップ。それが、正しいトレーニングをやってきた証拠。

さて、どちらに転ぶかなぁ、自分でもわからないんだけどさ。。。