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そうやって暮らしてゆこう

アーストレーニング・陸上競技(マスターズ陸上)・ロードバイク・エストレヤ・旅・柴犬

ジャパンウルトラマルチイベンツ2014(陸上20種競技)終了

 時:     2014.10.11(土)~12(日)

 場所: 国際武道大学(千葉勝浦)

  この大会は二日間で20種目を行うのですが、混成競技に対する理解、過酷な運営、協議会経験、そして情熱を考えると、国際武道大学以外では開催が不可能な大会だと思います。そんなすばらしい学生たちに感謝です。

 結果の方は、やはり懸念していた左臀部の故障がひびき、2種目(走幅跳)以降は痛みとの闘いでした。本来なら棄権するほどの怪我でしたが、誰一人も棄権することなく、ひたすら競技に向かう姿勢の中、自分も最後まで絶対やりとげたいという気持ちになりました。

 ラストの10000mでは何度も痛みで意識が飛びそうになりましたが、武大生の熱い応援と一緒にたたかった選手との絆のおかげで走り切ることができました。ゴールしてもゴールに気付かないくらいでした(笑)

 「スポーツは感動を共有するためにある」

 そのためには記録も大切ですが、最後まであきらめない姿勢も必要なんだとあらためて実感したゴールでした。

 しかし、ここで「感動」だけで終わらせていては先に進めません。競技内容をしっかり分析し、次に活かすことが最も大切なことです。

 

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というわけで、ここからは競技についてより具体的に書いてみたい。

 今回の大会で試したかったことは「身体の新しい使い方」にある。大きな筋肉を鍛え大出力によって競技を行ってきた20代から30代前半と違い、35歳を超え回復力や瞬発力などが衰える中、どうやって競技力を維持、または向上させればよいのかを模索してきた。それはまさに総合力の勝負である。

 そのためにはいろんな分野の人との交流が必要不可欠であると感じていた。ロードバイクもその一環だったし、芸術分野はもともと好きだったこともありたくさんの美術館に足を運んだ。自然から学ぶことも多く、トレッキングやトレイルランニングから、地形と自然と一体になる感覚を培っていった。自律神経の重要さも後々、身体が理解していくのだが、この自然との一体感がより理解を深める要因だったと思う。

 15年かけようやく見つけた信頼のおける理学療法士との本格的な身体づくりをはじめて数カ月。骨格から変わっていくのを感じ、身体の奥深くに気持ちの良い軸が出来始め、内臓からホルモンの状態まで自律神経が整えられてきた感が確実にあった。

 競技力アップのための直接的なトレーニングは、ふくらはぎの怪我のためほとんどできなかった代わりに、こうして身体づくりに専念できたのが逆に幸いした。欲をいえば、あと2ヶ月あればトップコンディションになれたかもしれない。まぁ、それは言っちゃいけないこと。2ヶ月後に他の怪我をしているかもしれないし(笑)

 長年のクセをとりのぞき、本来身体がもっている動きを取り戻しつつあった身体は、やはりとてもスムースで子供ころのような躍動感に満ち溢れ、疲労回復も早くなっていくのを実感できた。

 ただ少し急過ぎたこともあり、おしりの筋肉と付け根の筋肉に小さな疲労がたまっていた。まぁ、大丈夫だろうと思っていたがそれが良くなかった。試合がはじまり眠っていた神経が目覚め、かつての大出力を筋肉のメモリー効果で残っていた。100mで11秒前半を出した後に違和感を感じ、続いての走幅跳でやってしまった。なんとも情けない。

 が、こんな状態でもなんとか走り続け、2日目の200mでは23秒前半で走ることもできた。疲労と怪我の中、これはありえないタイムだった。そう、やつてきた身体づくりは正しかったと確信した瞬間だった。と、同時に自分の特性はやはりスプリントにあるのも分かった。正確には跳躍を含めてロングスプリントまで。

 たしかにロングは得意だが、そのためにスプリントを犠牲にしてしまうのはもったいないと感じた。なによりロングのやりすぎは身体を酸化させ、競技者人生を短くしてしまうことも分かった。極度の酸化はやはり不健康だ。もちろん一日5キロ程度のランはさほど影響はないと思うが、それよりウェイトやスプリント、身体づくりに時間を割いたほうがいいと感じた。

 来年は10種競技を復活しようと思う。公認大会からは実に7年ぶりとなる。その記念すべき大会は、やはり国際武道大学の記録会以外考えられない。第二の陸上競技人生をスタートさせるには最高にふさわしい舞台だと思う。

 というわけで、まずは怪我をしっかり治そう。