高知陸上合宿

4月で失効するマイル分で急遽高知に遊びに来た。

高知は20代中盤から30代中盤までの陸上三昧を過ごした、まさに青春の地。

久しぶりの仲間と再会を喜びあい、さっそく競技場で汗を流した。

正確には4月の下旬にしては異例の寒気が流れ込み、気温は20度程度だったので、それほど汗をかくというわけにはいかなかったが。。。

10数年前、高知で社会人チームを発足して以来、ずっと走り続けてきた仲間たち。チームは長く活動を続け、新しい仲間を受け入れ常に新陳代謝している。20代前半の女の子から40代のおっさんまで、一緒に切磋琢磨している。年寄りたちだけの形骸化したチームとは違うことが誇らしく思い、羨ましくも思う。

高知を離れて7年経つが、地元静岡に戻ってもそんな気のおけない仲間に出会うことは無い。いつもひとりで走っている。

マスターズ陸上関係者とはあまり親しくしていない。波長が合わないから。ぼくはただ趣味で走っているだけだから、無理にあわせる必要はないと思っている。しがらみや、派閥、グループに所属することは苦手。ひとりでのんびりやりたい。

高知のチームは僕が理想とした「ダイバーシティ」「個人主体」「こなすだけの練習はしない」を実現している。こんな僕にも居心地が良い。

だから、1年に一度ここに戻ってくる。

ここで確認する。

原点を。

感謝を。

今年もありがとう、またくるよ。