FLOW

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日本百名山 倒立の旅 〜はじまり編〜

日本にはたくさんの素晴らしい山があるけど、とりあえず百名山をメインに登ってみようと、このところ思うようになった。なぜかわからないけど、いつものきまぐれみたいなものか。。。

登るだけでも楽しいのだけど、せっかく山頂に行くのならそこで倒立をしてみたいと思う。なぜ倒立するのか?と問われれば、「そこに地面があるから」的な。。。

 

  理由ってそもそも必要かなぁ?


そんなわけで、まずは自宅から一番近い「天城山 万三郎岳」へ行ってきた。来月、愛知の友人と今度行く予定なので下見という位置づけ。

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天城トンネルへ続く旧道をスタート。10分程度で天城トンネル。

 

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ひたすら登って八丁池。

断層がズレたところに水がたまったそうな。昔は火口だと思われていたそうな。

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八丁池で倒立。バランスが悪いなぁ。。。

 

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しゃくなげ、だと思います。。。

花の名前をよく知っている人は、名言をよく知っているひとより、ホントの名言を知っていると思う。

 

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こけのみどりにいやされる。この後、鹿と遭遇したり。

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万三郎岳にて

道標とまるかぶり!!

 

倒立の精度はこれからもっと向上させなくてはならないが、小さい三脚とタフなデジカメの購入も検討しようかしらねぇ。。。

 

なんにせよ、これから楽しい100名山めぐりになりそうだなぁ。

愛鷹山系位牌岳 トレイルラン

2015.5.17(日)

9:00 長泉町水神社スタート。まずは池の平へ。前半は林道、途中から階段道。約15分で到着。ここからの展望は相変わらず素晴らしい。駿河湾伊豆半島駿河湾愛鷹山が一望できる。今日はトレーニングランなので、一度だけ振り返り足は止めずに先を急いだ。

 

池の平からは、シングルトラックというより入り組んだ獣道。勾配はきつく足場も前日の雨で若干ぬかるんでいる。そんな滑りやすい路面をすべらないように走るというのは体幹を固めては難しい。末端のセンサのゲインを高めて体幹でコントロールするというコツがいる。

 

f:id:butadorobo:20150517094935j:plain位牌岳まであと30分位になると、若干開けた場所に出る。

ところどころにヤマツツジが咲いている。鹿の足跡や真新しい糞も発見した。すんだ鳥の鳴き声もよく聞こえる。愛鷹山系の森としての豊かさ、人間があまり踏み入れていない山特有の空気感が存在している。

 

 

f:id:butadorobo:20150517102531j:plain10:45 走り始めから1時間45分、ほどなく位牌岳へ到着した。

位牌岳からの景色は周りの木々によって立ちふさがれている。というかここが山頂であることに気がつかないほど。

 

f:id:butadorobo:20150517101047j:plain景色を楽しむなら、100mほど手前のガレからがおすすめ。

愛鷹山系が山体崩壊が進んだ古い山であることを確認できる。今日は霧が深くデイダラボッチがあらわれそうな山だった。とりあえず、水分補給をしてすぐに下山開始。帰路は渇水期には干上がってしまう軽いまぼろしの滝「つるべおとしの滝」経由で。

 

つるべ落とし経由となると道は、沢のごろごろした石となる。しかも苔がびっしりついており、大変すべりやすい。しかし、新緑のまぶしさと原生林の深い緑、太陽の木漏れ日、朽ちた木、それぞれが見事に調和され、人をよせつけない神秘滝な雰囲気を醸し出していた。

 

f:id:butadorobo:20150517111406j:plain30分ほどでつるべ落としの滝へ到着。

20mほどの滝はなかなか迫力がある。水量も十分だった。せっかくなので沐浴して身を清めた。冷たい。3分程度で足先の感覚がなくなってしまった。

汗でびしょびしょのウェアを着て再び走る。15分足らずで林道に出る。あとは、水神社までは林道を10分ほどだ。

 

12:00 水神社到着。

なかなか良いトレーニングができた。途中、中高年の5人パーティー1組、単独ハイカー3名、大学生らしきパーティー1組しか出会うことは無かった。トレイルランナー向きではないのは確かなようだ。

ただ、ぼくはここの神秘的な雰囲気が気に入っている。また走りたいと思った。

尾道 そして、しまなみ海道へ

4月29日から5月2日まで広島県尾道市を旅してきました。

 

1日目。

宿泊先はONOMICHI U2。港の倉庫をリノベーションした複合施設。自転車を部屋に持ち込める、自転車乗りのためのホテル。しゃれた雰囲気と気の利いたスタッフさんたちのおかげで、滞在中とても気持ちが良かった。もったいないのは、全体的に暗すぎるのと、空気の循環がイマイチだったこと。まぁ、個人の感想なので。間接照明のおちついた感じでリラックスできたのは良かった。また、朝食のパン、サラダがおいしかった。

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デッキがとても気持ち良い。

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左右がホテルの部屋。奥の方には、レストラン、Bar、カフェ、お土産物屋、雑貨屋、パン屋、自転車屋がある。

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壁にドロップハンドルが突き出ていた。どうやら自転車をかけて使うらしい。

 

尾道の町は海と山が近い坂の町。500m近いアーケード商店街は昭和の香りがする。古い長屋のような建物や古い建物風な現代の建物など、カオス的な雰囲気が漂うなんともいえないおおらかさを感じた。散歩するにはもってこいの町。

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山の上にある千光寺へは徒歩で。道の整備がそれほど行き届いていない感じが、地方都市の観光地らしく和んだ。ゆっくの登って15分、千光寺から海を眺めた。むこうに島が見えた。明日は、あそこへ行ってみよう。

 

2日目。

あいにくの雨。妻は尾道散歩。ぼくは、ロードバイクでしまなみ海道を今治まで往復した。160km程度の行程なので、朝から出発すればのんびり走っても十分時間があった。雨くらい無視できるほどのウワサ以上の素敵なサイクリングロードだった。島と島を結ぶ橋へ続くちょっとした坂を進むワクワク感はたまらなかった。また、ロードバイクからママチャリ、ギャル、おっさん、外国人、怪しい人まで、たくさんのチャリダーがこのサイクリングロードを自由に楽しんでいた。

そんなこんなで、最高な景色とあいまって、まったく飽きることがなく、あっという間の160kmだった。帰りには愛知に住むというチャリダーと仲良くなって一緒に尾道まで戻った。笑顔が素敵なナイスガイだった。旅の醍醐味のひとつだと思った。是非、また来たいと思った。

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どうやら、ここは「サイクリストの聖地」らしいが。。。

 

3日目。

快晴。妻とマウンテンバイクで瀬戸田までお散歩サイクリング。今回の旅は、車にロードバイク1台、マウンテンバイク2台をなんとか積み込んできていた。妻とのんびりサイクリングするにはマウンテンバイクの方が適しているので。マウンテンバイクのおかげで、悪路や坂、どこでも気にせず走れ、とても快適なサイクリングとなった。妻もとても喜んでいた。いつのまにか60km乗ったが、妻にしてみれば人生最長距離だったようだ。おそるべししまなみ街道の魅力。

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因島のビーチにて。

因島は「はっさく」の発祥地。そのはっさくをモチーフにしたゆるキャラ「はっさくん」のお腹には「の」の字が?「は」じゃないんだ。。。

島の人曰く「因島をインシマやインジマと呼ぶ人がけっこういるので、いんのしまを印象づけるために「の」を入れた」と。なるほどね。ちょうど外国の方がいたので、そこんとこを説明した。

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途中、ガイドブックに書かれている店はすべてサイクリストでわさわさしていたので寄ることが無かった。きれいな看板と、雰囲気の良い建物が見えたのでちょっと寄ってみたところ大当たり。レモンケーキが大変おいしかった。レモンケーキ好きの妻も絶賛していた。ドリップコーヒーもフリーでとても太っ腹だつた。

 

4日目。

楽しい時間もあっという間。今回、旅のお供に買ったSONY DSC-RX100がとても良かった。コンパクトとは思えない描写力と性能 (自分はカメラ素人だけど、感覚的に性能が良い気がする) のおかげで、たくさんの思い出を切り取ることができた。

しまなみの魅力の一部にでも触れることができた今回の旅。今度は、今治側へ行ってみようと思う。

おおいそで自転車のレースに出ました

2015.4.26 大磯ロングビーチへロードバイクのレースに行ってきました。自転車界ではクリテリウムと呼ばれるレース様式で、周回コースを設定し、ぐるぐる回るというタイプです。

大磯クリテと呼ばれるこのイベントは、駐車場に一周0.9kmほどの周回コースを設定し、実力ごとにカテゴリーを分けて、参加者みなが楽しめるレースです。

自分は、所属しているチームの一員として参加しました。約1年半ぶりのレースでしたが、特に緊張感も無く無事完走することができました。チームジャージに袖を通す以上は、それなりの走りをしたかったのですが、まさにそれなりでした。

準備期間が3週間程度の中、できるだけのことはしてきましたが、レース後半には他の選手との差が出てきて、ラストはヒーヒー状態に。スプリントもできず、集団の後方でゴールしました。今回は、落車のおそれのありそうな選手を見極めて、常に安全なポジションをキープし、また他の選手の安全に気を使いながら周回を重ねることに集中しすぎて、気疲れしてしまいました。

自転車レースは落車をすると鎖骨を折ったり、何十万もする自転車を壊したり、他人に怪我をさせたりと、結構悲惨です。ランニングではこんな事故はなかなか発生しにくいことを考えると、自分のようなヘタレにはランニングの方が適しているのかなと思いました。

チームの仲間はそれぞれ自分の走りをしていたのが印象的でした。逃げる、かき回す、アタックをつぶす、先頭を引きまくる、そしてタレる。皆とても楽しそうで、レースの駆け引きを楽しんでいました。

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FOCUS IZALCO TeamSLを購入して2年近く経ちますが、走行距離はいまだ2000km。しかもほとんどゆるポタペース。当然フレームがへたる感じも無く、踏み込むと後ろから押されるような伸びのあるスプリントが気に入っています。また、細かい振動をきれいにいなしてくれるので、シルキーな乗り味にゆるポタにこそ適しているんじゃないかと錯覚しそうです。

フロントフォークも良い仕事をしてくれるようで、細かい段差もスルスル越えてくれます。なので、ヘッド周りが常に安定している感じです。とても安心できます。

簡単ですがIZALCOレポートでした。

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DSC-RX100 という楽しいカメラ

カメラには詳しくない。

でも、iPhoneのカメラで撮影した画には、やはりちょっと寂しいものを感じる。しかしながら一眼レフを持ち歩くのは、かさばるしめんどくさい。ましてやレンズ交換などズボラな自分には向かない。とりあえずコンパクトなデジカメで、iPhoneより気持ち画が撮れるカメラを探していた。

 

見つけた。

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    SONY DSC-RX100

 

早速、近所を散歩した。シンプルなデザインで持つ感触が心地よい。

刹那、「あ、いいな」と感じた空間を切り取る。切り取る作業が実に小気味よい。後でPCで画を確認すると確かな描写力と圧倒的な情報量が存在する。また、受光部が大きいらしく、ボケ撮影もコンパクトの割に得意のようだ。

それにしても、なんとも楽しいカメラだ。感性をカタチとして表現したくなるし、その感性を際立ててくれる。細かい性能や他の機種と比べてどうだとか、そのへんは知らないし興味もない。

大切な事は、このカメラが僕の感性に刺激を加え、そして色を与えてくれたということ。少しずつ、このカメラの機能を理解して、自分の表現方法に加えていきたいと思う。

あまり調べないで、感覚で購入して良かった。理屈で買うべきものは他にあるから。

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