FLOW

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経穴による治療効果はもっと一般に公表すべきだと思った

WHOで策定された361経穴を覚える。

古典や中医学的な経穴の効能は分かるけど、なんだか怪しいものがたくさんあるのは否めない。はっきり言って、もっと根拠がほしい。

臨床の先生方(鍼灸師)は、経験値はあるはずなのに、どうしてそのエビデンスを一般に発表してくれないのだろう。それらデータをメタ解析すれば、ガイドライン化がすすむはずなのに。経験値をレポートとして公開してくれると助かるのになぁ、と思った。

実際の多くのえらい先生たちは、講習会・セミナーなど参加者にだけ伝えるやり方が、比較的多いと感じる。

そういうセミナーは科学的批判の場に晒されていないから、先生の主観が強かったり、批判的な意見を言いにくい雰囲気もあって、なんとも宗教っぽくて嫌なんだよねぇ。

科学の良いところの一つは、発表された内容と同様な実験・方法・メソッドを他の科学者もやってみてデータを蓄積し、より信頼の高いものにしてゆくプロセスにある。

また、間違っていれば訂正するし、議論を重ねることで精査してゆく過程を大切にする。みんなで客観的に批判することで、より正確なモノにしてゆき、理論の構築やガイドライン化してゆく。

鍼灸の世界では、あまりそういうプロセスを踏まないのかなぁ。。。

他の人はともかく、自分はドクターと一緒にコツコツとデータをとって、ちゃんと統計処理して公表してゆきたいと思う。

で、えらい先生や匿名の人間にぼこぼこに言われて嫌になっちゃうというオチなのだろうか。。。

まぁ、まずはやってみることかな。