軸・重心・インナーマッスル・体幹などのそれっぽいワードを使うと思考停止になる
ある動き・動作を行うとき、言葉一つに集約しないようにしています。自分の経験・感覚からフィードバックされた自分の言葉を大切にしたいと考えています。
例えば、
スクワットを「大殿筋・中殿筋・大腿四頭筋群・ハムストリングス筋群のトレーニング」と教科書的に言わないようにしています。
ランニングシューズが合わないとなれば「インナーソールを変えればいい」と言いません。
走っていて身体がブレるのは体幹が弱いから、とは思えません。
わかったようなコトバを使うのは、思考停止のはじまりです。
観察・分析・仮定・試すを繰り返すことで、動きを伝える言葉は精錬されてゆくと思います。
わかりやすさのためにシンプルな言葉で伝えることは大切ですが、名詞・単語だけではAIでもできることです。
というか、たぶんトレーニング・フォームやスケジュールはAIが分析した方がより精度が高いと思います。
人は、そこに意味を持ち込むのが役割なのかな。