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おもてなし箱根トレイルラン

1月10日(土)  箱根外輪山トレイルランを楽しんできました。

今回は愛知から陸上友達が3名+地元の友人1名+自分=計5名の参加。愛知の3人は専門種目が棒高跳、400mH、十種競技という本格アスリートさんたち。この数年トレイルランを楽しんでいるというアクティブな方々。

7時30分、箱根湯本の箱根町庁舎前駐車場に集合。みんなとりあえず元気。

7時58分、箱根湯本から箱根町行きのバスに乗車。

約40分後、終点の箱根町到着。箱根駅伝の往路ゴール・復路スタート地点で写真撮影に勤しむ。

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9時00分、箱根元町からトレイルスタート。氷点下の中、5人さみーさみー言いながら走りだす。すべる石畳をとぼとぼ走り、箱根峠の道の駅を通過、本格的にトレイル開始。小さなアップダウンを走る。少し走れば稜線に出る。絶好の天気で、富士山、伊豆半島駿河湾が一望。愛知からきた3人のテンションが上がる。自分のペースだとちょっと速いので、友人にペースをつくってもらい、自分は最後尾からGoProで動画撮影をしながらおっかけた。

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愛知の3人はアスリートとはいえ、長距離出身ではないので、登りでは歩き体力温存を優先させた。先頭の友人が絶妙なペースをつくってくれたおかげで楽しいトレイルランが続く。

三国山あたりの富士山の絶景に、しばし撮影会。富士山をバックに倒立したりと、十種競技をやる人は倒立好きが多いようだ。偏見か?

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金時山へ近づくにつれ登り基調が強くなり、若干体力の差が見え始める。ふくらはぎがつる人も出てきた。休憩も多くなるが、各自のペースで前に進む。そんなこんなで、予定していた時間から2時間遅れで、やっとこ金時山についた。

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金時山からの絶景で愛知組がとても喜んでくれた。自分のものじゃないけど、こうして喜んでくれるとこちらもなんだか嬉しい。寒さと疲労もあり、金時娘の茶屋でカップラーメンをいただく。塩見がいいんだよな、うまい。なめこ汁を頼んだ友人は、こんなうまいなめこ汁飲んだこと無いと感動。茶屋でしばしまったり。地図を広げ、現在位置と今後の行程と時間、体力の具合を相談。このまま明神方面へ行くと、途中でエスケープするのは無理。時間と体力を考えて、ここで山を降りるほうが懸命だと提案。せっかく愛知から来てもらって悪いのだけど、やはり安全第一。体力に余裕のあるうちに下山するのが鉄則。3人も賢明なので、納得してもらえた。リーダーとして引き際を間違えてはならない。

というわけで、ドロドロになった南斜面をずるずるしながらなとんか下山。路線バスで箱根湯本へ。無事帰ってこれたわ。。。

16時00分、温泉「天山」へ。いつもお客さんでいっぱいだけど、やっぱここの雰囲気と泉質はなかなか良い。温泉に首までつかり、からだの芯まであたたまる。自然に笑顔が出て、今日の珍道中を語り合う。ああ、生きてるなぁって感じる瞬間。仲間と走るのも悪くないなぁ、と思いました。