FLOW

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メソッドは手段でありただのツール

■11月30日(金)

朝 ジョグ6.3km+ウォーク2km

昼 ジョグ10.1km

 

師匠とのんびりジョグ。世のメソッド好きについて議論した。

身体に関するメソッドをうたう人・団体は自分たちのメソッドが素晴らしいことを主張するのは当たり前のことだけど、自分たちのメソッドこそが一番的な主張までするから、なんだかややこしいことになる。メソッドはコンセプトを実現するための手段・ツールでしかない。なんのためにそのメソッドをするかだよなぁ、と当たり前のことをだらだら話した。

言うまでも無いが、例えば英語を学ぶことは素晴らしいけど、なんのために英語を学ぶかの方がもっと大事だ、ということと同様だ。あくまでもメソッドはひとつのツールであり、そのツールをつかってどうするか・どうしたいかが大切ではないだろうか。

とはいえ、興味があればやればいいし、メソッドという手段を目的にすることは、いわゆる趣味として楽しめばいいわけで、なんの問題もないし当人の話だ。ただ、それを伝える側がまるでネズミ講みたいなトップ側の人間にお金が集まるシステムをつくりあげて、メソッドを習う人たちの向上心に煽りをかけるような上級コースをいくつかつくって、お金を巻き上げている気がしてならない。その心理状況を生み出すシステムは新興宗教と変わらないのではないか。中の人が「すごいからこれあなたもやってみて!」と他人を強く誘うことも、周りが見えなくなった人によくあるパターンだ。こういう方とは正直おつきあいしたくないものだ。

そんなネズミ講式宗教的メソッドが苦手な師匠と自分であるが、素晴らしいメソッドも多く存在するのも事実だ。そういう意味では、最初から否定するのではなく、興味があったものに関してはちゃんと体験して自分の感性に聞くことが大切だと思う。

とりあえず、僕らのような一般人は、メソッドはいろいろある選択肢としてとらえていきたい。ひとつに固執するのではなく、コンセプトを理解して、目的に合わせてチョイスしてゆくくらいの余裕をもちたいものだ。スポーツもいろいろある中で、好きなものを選べばいい、そこに正解も不正解もないのだから。。。

実家から帰宅ラン。帰り道の国道一号線は、信号が多いし、排気ガスも多いのでランには不向きだけど、まぁそれはそれで、たまに走ればおもしろい。